 |
「働きがい」に感謝
誰もが「日本語教師になってよかった!」と思いたいし、そのような「やりがい」を求めてこそ海外に出る人も多いのではないでしょうか。私たち明晴グループはそういった者たちの集まりではないだろうかと思います。決して経験豊富な教師ばかりではないけれど、日々の授業に真摯に取り組み、確実に成果をあげています。
創立時から受け継いでいる「楽しくまじめに勉強する」という校風。日本人教師を中心としたカリキュラムで、生の日本語に触れる機会が多い学校……。などと、時々、自分たちの学校の特長について考えますが、それを支える何か大切なものが根底にあるような気がします。
個人的な印象になるかもしれませんが、それは「教師にとって働きがいのある学校」ということかもしれません。「教えがい」だけでなく、もっと大きい意味での「働きがい」です。
例えば、カリキュラム作りや学校行事など、現場の教師・スタッフ全員で企画・運営していること。自分たちで考え実行し、手ごたえを感じながら働けるよさがあります。そして、このような活動は働きがいだけでなく、教師・スタッフ間の関係を強める貴重な時間をも生み出しています。だから、授業方法あるいは難しい文法説明など、分からないことがあっても一人で悩むことなくお互いに相談し合えるのです。
きっとこの強みが私たち明晴グループ3校の土台なのでしょう。
「働きがい」を感じている教師のもとに「学びがい」を求める学生が育ちます。そういう学生はどんどん日本語が上達します。そしてそういう学生を見て私たちはさらにやりがいを感じます。 この土台を作ってくれた創立当時の先生方・スタッフに感謝するとともに、これからもこの精神を受けついでいかなければと改めて思います。
|
| |
|
 |
海外で働きたいという理由から日本語教師をめざし、ご縁あって明晴グループで働かせて頂いてから、もう随分経ちましたが、今、思い返しても大変貴重で有意義な時間だったと懐かしい気持ちでいっぱいです。
私が最初に赴任したのは威海校の立ち上げで、当初は黒板もチョークも机も揃っておらず、教材も満足にない状態で、スタッフも教師も手探りのところからの出発でした。日本社会で「仕事は計画的に効率的にやるもの」という意識を叩き込まれていた私にとっては中国の方の仕事の進め方は理解できない事も多く、最初は「こんなにいい加減で大丈夫なのか?」と愕然として日本に帰りたくなったものですが、スタッフや生徒の優しい気遣いを支えに頑張り抜くパワーを貰いました。あの時の経験からいい意味でいい加減になる強さを持てるようになり、いろんな事を楽しんでやるという余裕が出来ました。
明晴グループで学んだ事は「感謝する気持ち」です。あの頃の事を思い出すと、本当に教師としても人間としても未熟な私を「先生、先生」と慕って大切にしてくれた生徒たちに「ありがとう」と言いたいです。本当は先生なんて言われるような立派な事は何もできなかったのに、大切にしてくれた事を思い出すと感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
明晴グループの「お互いを助け合う、気遣う」という気風は今も受け継がれていると思います。当たり前の事のようですが、そうではない学校がとても多いのです。そして海外で働く時に、どんな人たちとどんな環境で働くかという事は重要なポイントです。
環境という面では威海は意外にも中国語学習の穴場と言えるかもしれません。確かに地方は方言が強く、発音なら普通話の北京と思われると思いますが、威海校には歩いて行ける距離に山東大学威海分校があり、大学生は普通話が話せますのでマンツーマンで中国語を教えて貰うことも可能です。特に日本語科の学生は日本人との会話の機会を求めていますので友達も作りやすいと思います。
又、威海は朝鮮半島に近く、韓国人留学生や朝鮮族が多く、その気になれば韓国語も学ぶチャンスがあります。勢い韓国料理店も多く、中華料理に飽きたら韓国料理を楽しむこともできます。
思い出は尽きませんが、中国で働いた数年間は確実に私を成長させてくれました。日本語教師に興味がある方、中国に興味がある方、海外で働いて見たい方にはうってつけの環境です。どうぞ皆さんもチャレンジしてみて下さい。
|
| |
|
 |
2年間の中国生活
わたしは明晴グループに入って初めて教壇に立ち、2年間貴重な経験をさせてもらいました。行く前は「中国でだまされるんじゃないか」「嫌な目で見られるんじゃないか」と思い、まさに「戦う」覚悟で飛行機に乗りました。
威海校で半年、その後大連校の立ち上げから1年半、いろいろなことがありましたが、「戦う」場面はありませんでした。
確かに、考え方や立場の違いから、現地スタッフと言い争いになったり、なかなか勉強に身が入らない学生と泣きながら話し合いをしたりすることもありました。でも、毎日の生活の中で、必要とされる充実感・大切にしてくれている気持ちを感じることができ、ただの「学生・教師」「日本人・中国人」の関係ではなく、家族や親友と同じぐらい大切な人たちになりました。
中国には多くの日本語学校があり、学習塾のような勉強一筋の学校や気軽な会話スクールが多い中で、家族のような温かさを持つ明晴で仕事ができたことに本当に感謝しています。
中国生活を楽しむコツは「違いを楽しむこと」「外国人であることを忘れないこと」だと思います。日本より頻繁に起こる停電・断水、道路を行き来する車の多さ、いろいろなことに驚かされると思います。どうかそれを楽しんでほしいと思います。
家庭の事情でもう日本へ帰国してしまいましたが、TVで懐かしい中国の風景を見るたびに、あの濃い2年間を思い出し、「帰りたいなぁ」と思います。
ぜひ一人でも多くの人に、あの温かさを感じてほしいと思っています。
|
| |
 |
新しい世界が開けるかもしれません
日本語教師って一般的に考えて、結構大変な仕事、それに外国で働くのも・・・実は結構大変です。文化の違いって意外と大きくて、自分の常識が通用しないときのカルチャーショック(ストレスかな?)はかなり大きい。それに仕事も大変!…。じゃあなんでそこまでして、みんな海外へ行くんだろう?
かくいう私もそんな一人でした。こういうのは勢いとチャンスとタイミングなんだろうなって思います。でも正直な感想は行って良かった! 日本にいる間では決してできない体験をたくさんして、大きなものを得て日本に戻ってこれたとおもっています。
日本語教師のやりがいのいちばんは学生の成長を見守っていけること。徐々に上達していくことの喜びは学生本人だけじゃなく、教師自身にとってもとても大きい喜びです。授業の準備は確かに大変な部分もあったけど、「こんなふうにしたらどうだろう?」「これはおもしろいかな?」なんて毎日自分がやりたい仕事を毎日どっぷりできて正直幸せだと思いました。ゴールというものはなくて、工夫しようとすればいくらでも、成長しようと思えばいくらでもできる。そう考えると日本語教師の仕事は本当に奥が深くて、やりがいはめちゃくちゃある仕事だとおもっています。
外の世界を見れたことや、いろいろな人と出会えたこと、してきた経験、そのすべてがわたしの大切な財産です。最初は大変かもしれませんが、興味を持っているなら、勇気を持って最初の一歩を踏み出してみたらいかがでしょうか。新しい世界が開けるかもしれません。
|
 |